警察関係 成瀬

警察関係ネタを続けて。
車に連れ込まれ警官発砲、元組員が死亡…岸和田
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20050929p301.htm
包丁構えた男に警官発砲、同僚警官もけが 香川・丸亀市
http://www.asahi.com/national/update/0926/OSK200509260041.html
てな感じでやはり警察官職務執行法「改正」以降、めちゃくちゃ手が早くなってるなーと思うわけだが、これまでもこんくらいの事件はあっただろうし、どうしてたんだろうか?デメネゼスくんの場合は、確実にイギリス警察の「見つけ次第殺す」作戦の遂行として殺されたわけだが、日本においてもそうと明言されない形でこのような事件が頻発している。これらの事件に対するマスメディアの追求は明らかに弱い。腰の思いマスメディアを動かす為にも、やっぱり警察を批判する声を大きくしていかなくてはいけない。警察権力の存在の適否というラディカルな問いを差し置けば、警察犬力(おもしろい誤変換だー)の市民的監視の必要性を否定することはできないのではないだろうか。もはや「踊る大走査線」の主人公が発砲してキャリア官僚に怒られる、なんてシーンは意味不明のものになりつつある。先日の朝日新聞の特集でも、警察による取り調べの録音、録画をめぐる議論が取り上げられていたが、今後の重要な課題だと思う。デモの時の警察との向き合い方も含めて、いろいろ議論していきたい。「現時点では適正、妥当な拳銃使用と認識している」、こんなコメントがなんで状況をよく調べてない段階ででてくるのか?ずいぶん、「一般市民」の時とは対応が違うようだけどー
それと関連して、このところ新聞、テレビでのマブチ事件の報道をみて驚いた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000004-mai-soci
事件が起きたのが3年前で、有力な告発があったのが昨年、それから捜査を固めに入って、なんとNシステムを利用して、容疑者の車が被害者宅の近辺を通っていたことが判明。3年前の、その時点では特にマークしていなかった車のナンバーまで特定している!別件で逮捕されている容疑者(一人は服役中)でもあるとはいえ、どんだけデータが溜め込まれているのか?空恐ろしくなるほどの情報管理っぷりだ。