10.8デモ申請報告 ピーポ君

本日、911デモの申請書を五条警察署に取りに行くついでに、前回拒否された10・8のデモ申請を行いました。

明日の911デモは、三条河川敷出発、木屋町南進、四条通り、河原町北進のコースでいきます!飲んべえ達に楽しく撤退をアピールしましょう。新しいコースです。すんごい時間が申請にかかったコース。がんばって勝ち取ったコースといっても過言ではありません!ふるってご参加を!

本日の申請の報告を書きます。
参加者はA、Bの二名。
二時頃に五条警察署へ。警備課長、以下二名が対応。
結局五条署を出たのが20時半だった。六時間半も申請にかかったことになる。最後の最後まで警備課は申請書をだしてこなっかった。

まず聞かれたのがテープレコーダーを持っているかどうか。「持っていたら話は聞けへんで」と言われて前回テープレコーダーで会話をとられたのが応えた様子。この建物の管理者権限でそれはやらせないといわれたが持っていようが関係ないといって話をうつす。そのあと「申請者以外も名前を名乗らなければ建物から出て行って貰う。」と言われたが一緒にいるのが相談に必要だということで名乗らないで申請に同席した。
まず仮申請書に下書きを書いてデモ予定コースをしらせる。三条河川敷出発、解散で三条通りや寺町、新京極のアーケードを練り歩くコースだった。
「君なあ、普通に考えてみいや。普通に。歩いてる人に妨害にならんか」
「一般市民の人が思っていることをうちらが指導している」
「商店街で馬鹿みたいな音をださんにしても、君らの伝えたいことは伝わるんか、迷惑に感じる人もいるで」
「どうしても休日にやるんか」
「商店街の会長の同意をとってきてからデモ申請をしに来てくれ」
と言いデモ申請書を渡さないで時間をかけさせて、コースを変えさせるか、今日は追い返そうとしてきた。
「今日じゃなくてもええやろ。時間がまだあるから、コースを検討してまたきてくれ」等のこちらから自主的にコースを変えさせる言動を40回ぐらいしつこく繰り返してきた。

前回に引きつづき、同じことを何回も尋ねてきて、時間を引き延ばし、こちらが「うん」というまでしつこく迫るという対応であった。「うん」とか簡単には言わなかったけど。
商店街の同意にすごくこだわっていた。こちらは申請には関係ないことであり、それがないと今日は申請させないという態度は不当だということを一貫して主張しつづけた。しかしこれに一番時間を使ったのではないだろうか。

疲れているので報告はほどほどにします。結局、最後は申請書を出させました!リヤカーの大きさについて何メートル以内などを書かされたり、しつこく最後まで自分たちの都合のいいような要求をされつづけましたが、申請をしたということでまずは一勝というところではないでしょうか。

帰る前に、時間がかかりすぎること、今日は申請させないなど不当な言動が見受けられたこと、同じことを何十回も聞いてくること等を抗議しましたが、「あんたらが指導に耳を貸さないのが悪い」とまったく反省の色はなし。こちらに非があるからこんなに時間がかかるのだと最後まで主張していました。

私達は負けなかったけど、普通なら負けます。マジで。
こうやって、デモをするコースを選ぶ権利を奪い続けている警察に対して、いったいどれだけの人がちゃんと抵抗できているでしょうか。水際作戦の被害者はどれくらいいるのでしょうか。いま、それらの掘り起こし作業が求められているかもしれません。
したいコースでデモをするためには、弁護士をたてないと申請すらできない社会なのか?!否、私達はがんばる!