パレスチナ情報センターに寄稿させてもらいました

4/29メーデー、コメント、トラックバックいただけて嬉しいです!その後、燃え尽きていませんか?

それはさておき

パレスチナ問題に関して、様々なデータ、歴史的事実、ニュースを扱うと共に、さまざまな文章、および行動提起もおこなっている、充実したウェブサイトである「パレスチナ情報センター」のご好意で、原稿を載せていただきました。
日本政府がイニシアチブを発揮しようとしているODA事業「平和と繁栄の回廊構想」に関して、とくにその知識部分を担当する開発コンサルタント会社に着目して、日本帝国主義の歴史を参照しつつ書いたものです。もしよければご参照下さい。
http://palestine-heiwa.org/feature/oda/

来月末には京都ではODAを担当する外相のサミットが開催されます。私には現在の「戦略的」なODAというのは、いかなる偽装をこらそうとも、単に自分の利益のためだけに地域コミュニティーを破壊し、そこから利益をくみ出そうとするものであると思えます。現場を知らない人間が何をいうか、という批判も予想されますが、しかし自分の収める税金こそがかかるODAの暴力を構成するものであることを考えるとき、現場にいけないものとしても、何かものを考え、批判する必要があると思い書きました。「パレスチナの人びと」と共にあれるよう、私たち自身が変わってゆくために。

最近このような本が出版されていましたので、また近いうちに読んで報告したいと思います。

緑の帝国―世界銀行とグリーン・ネオリベラリズム

緑の帝国―世界銀行とグリーン・ネオリベラリズム

成瀬