反戦反政府行動学習会「新防衛大綱について」

日時:05年1月12日(水)午後6時30分
会場:京大文学部東館第9演習室

 イラク派兵の延長を決定した翌日の12月10日、政府は新たな「防衛計画の大綱」を閣議決定しました。これは、今後10年間の日本の軍事政策と自衛隊の装備・編成についての基本方針を定めたものであり、1995年以来の改定となります。
 前回の95年大綱は、「冷戦構造」の終焉から日米安保体制の「再定義」に至る流れのなかで策定されました。それに対して今回の「新防衛大綱」は、米国による「対テロ戦争」の開始、自衛隊イラク派兵への踏み出し、朝鮮半島をめぐる緊張状態の持続など新たな状況のなかで打ち出されてした。今回の学習会では、今回の大綱がこれまでと比べてどのよう変化・特徴があるのか、またそれが今日の国際情勢のなかでいかなる意味をもつのか、アジアをはじめ各国の反応はどのようなものか、などを通して新防衛大綱の内容を検討していきたいと思います。
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