京都防衛施設事務所へ行こう!

この間、反戦反政府行動の街頭行動でも、常に掲げてきた沖縄新基地建設への反対ですが、ついに那覇防衛施設局が強行するかまえを見せています!

21日にも台船設置 辺野古沖調査(琉球新報記事より)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-1278-storytopic-3.html

こうした事態をうけて、京都でこの間普天間基地の即時閉鎖と辺野古への新基地建設反対を訴えてきた「京都行動(http://monkey-no-base.hp.infoseek.co.jp/)」による申し入れ行動が行われます。基地建設には10年間を要すると言われています。10年!今のボーリング強行を許した先には10年にわたる基地建設が控えています。今、行動する時だと思います。ほんとに、ほんとにたくさんの人に集まってほしいです! 成瀬

4/20政府・那覇防衛施設局によるボーリング調査の強行を許さない申し入れ行動・京都
朝8:00〜防衛施設事務所前に集合して、出勤する職員に対してビラまき
その後場所を移動して情宣
15:30 ★防衛施設事務所前に再集合!アピールと行動の確認
16:00 申入書を提出
防衛施設事務所の地図(京都地方合同庁舎の中に在ります)
www.soumu.go.jp/kanku/kinki/kyoto/pdf/kyoto_18_4_s5.pdf

2005年4月20日
京都防衛施設事務所長 白崎博史殿
那覇防衛施設局によるスパット台船設置ならびにボーリング調査強行の中止を求める申し入れ
 4月14日付けの琉球新報にて、那覇防衛施設局が現在進めている沖縄県名護市辺野古沖におけるボーリング調査事業に関して、21日にも作業の足場となる台船を設置し、ボーリング調査を強行すると計画していることが明らかになった。
 私たちは、那覇防衛施設局によるボーリング調査の強行を絶対に許すことはできない。以下に指摘するような重大な問題を抱えながら、現地住民・反対を訴える人びとの意志を踏みにじり那覇防衛施設局が作業を行おうとすることに対し、京都防衛施設事務所長は自らの職責のもと、この作業中止を求める申し入れを防衛施設庁長官、防衛庁長官並びに那覇防衛施設局局長に伝えることを求める。また京都防衛施設事務所員一人一人においても、防衛施設庁のもとに労働する一人の人間として、自らの職場が行う人間の尊厳を侵す行為に反対するという、直接的責任があることを訴えたい。


 2004年11月20日那覇防衛施設局が設置したスパット台船により、辺野古沖のサンゴが破壊されたことは、動かしがたい事実である(添付写真参照)。このことは同年12月に沖縄県議会において討議事項となり、かつその際に沖縄県文化環境部は県として中止を求めることはできないとしながらも、環境に配慮するという那覇防衛施設局の留意事項に抵触するおそれがあるため、国側の詳しい調査結果を待っていると説明している。しかしながら現在に至るまで、国側の詳しい調査結果は提出されていない。事業主体である国・防衛施設庁は説明責任を果たしていない。また、この那覇防衛施設局によるサンゴの破壊は、昨年12月27日に提訴された、環境権、平和的生存権、漁業権の保護を訴える、名護市民を中心とした原告による、国に対して調査差し止めを求める訴訟の中でも取り上げられている。
 こうした人権をめぐる問題が係争中であるにもかかわらず、那覇防衛施設局は2005年3月16日に、作業は「早朝、夜間は行わない」という、自らの沖縄県に対する回答を反故にして、深夜から早朝にかけての足場設置作業を行うという暴挙にでた。また現在行われている、在日米軍再編協議に於いて、東京の横田基地、神奈川のキャンプ座間の問題とともに、普天間基地の移設問題は重要な討議事項であり、基地建設計画そのものが流動化しているさなかでの強行は、既成事実化の批判を免れ得ないであろう。
 こうした、サンゴの破壊の責任や、民主的な手続き、そしてなによりも現地に生き、反対する人びとの存在を無視して作業を強行することが、さらなる環境破壊と一層の反発を招くことは火を見るよりも明らかである。すでに八年間の長きにわたる新基地建設反対運動は、ここ京都はもとより、全国各地に波及している。一刻も早い事業そのものの中止・白紙撤回を、今後とも私たちは引き続き求めていく。最後になるが重ねて作業の強行を行わないよう、強く申し入れる。

沖縄・辺野古への新基地建設に反対し、普天間基地の撤去を求める京都緊急行動