沖縄での米兵による性暴力へ抗議のデモ@大阪

正式な呼びかけ文はまだ見ていませんが、3月3日にデモをやることが決まったようです。

3月3日月曜日 18時30分
扇町公園にて集会後、アメリカ領事館に向けてデモへ
またまた沖縄で痛ましい、ゆるされざる事件が起きてしまいました。米海兵隊キャンプ・コートニー所属のタイロン・ルーサー・ハドナット二等軍曹が、2月10日、沖縄の女子中学生をレイプしました。
アメリカ政府や米軍は、例によって、「謝罪」し「綱紀粛正」や「兵士に対する教育」を繰り返し表明しています。しかしその後も、沖縄では米兵の飲酒運転、家宅侵入事件などがくり返し起こり、米兵犯罪は深刻な事態に至っています。日本政府も、「遺憾の意」を表明したり「再発防止」を要求してはいますが、何の効果もあらわれていません。
沖縄の人びと、女性たちは、いつまでこんな境遇に甘んじなければならないのでしょうか。これ以上こんな事件はくり返させてはなりません。今、沖縄では、多くの人びとが、米軍と日本政府に対して抗議の闘いに立ち上がり、2月19日には、県子ども会育成連絡協議会や県婦人連合会など九団体が超党派の県民大会開催を決め、実行委員会準備会(仮称)を発足させました。わたしたちも、本集会呼びかけの5団体で、2月16日には50名で大阪・神戸アメリ総領事館へ、18日には15名で外務省と防衛省に緊急抗議行動と申し入れを行いました。東京など全国各地でも、多くの抗議行動がとりくまれています。
しかし、本土・大阪での運動は決定的に立ちおくれているといわざるを得ません。そこで、3月3日に抗議集会とアメリカ領事館に向けたデモを行いたいと思います。また、3月19日のイラク開戦5周年抗議の大阪集会でもひきつづき声を上げていこうと思います。
この集会の準備中に千葉県沖で、自衛隊の最新鋭イージス艦「あたご」が漁船清徳丸に衝突、沈没させ、漁師の父子2人の生命が危ぶまれています。この事件でも防衛省自衛隊に抗議の声をあげたいと思います。
あまり時間はありませんが、万障お繰り合わせの上、多数でご参加下さい。


呼びかけ:おおさかユニオンネットワーク
沖縄と共に基地撤去をめざす関西連絡会
関西共同行動
しないさせない戦争協力関西ネットワーク
米軍犯罪被害者救援センター
連絡先:しないさせない戦争協力関西ネットワーク
中北法律事務所 大阪市北区西天満4−8−2
北ビル本館501号
Tel:06-6364-0123
Fax:06-6364-5247
全港湾大阪支部 大阪市港区築港1−12−27
Tel:06-6575-3131
Fax:06-6575-3134

また、正式な呼びかけがありしだいこちらに追加したいと思います。
2月22日、上記の情報に改訂しました。
僕も、日程と時間を調整し、可能な限り参加したいと思います。扇町若干遠いですが、、、
続けざまにさまざまな事件があきらかになっています。在沖フィリピン人の女性への、性暴力もその一つです。事件と報道の時間差から、一連のできごとのなかで「事件」として浮上した側面もあると見受けられ、せめてこの人のケースに関しては自分は声をあげ抗議することができる、と思う反面、そうではない場合を想像し、やはり悲しくなります。
加えて、自衛隊イージス艦による事故がおこりました。家族を待つ人々の気持ちはいかばかりか、と語る言葉もありません。これまで、軍隊を維持する、ということそのものが恒常的な訓練などによる擬似戦争状態を続けるということであり、そのこと自体が地域にもたらす被害を重視するという立場からその暴力性を批判する、ということが、いっさいの常備軍を拒否するうえでの僕の理屈でしたが、どう考えても回避できたはずの事故である以上、軍批判というより情けなさが先立ちます。事後対応も、およそ近代的規律が貫徹している組織であるとは考えられません。まず第一に、行方不明の人々がはやくみつかることを祈るばかりです。

追加参照項目
日米地位協定【外務省ウェブサイト】http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sfa/index.html

成瀬