<立川自衛隊監視テント村メンバーとの交流集会>

9月10日(土)午後1時〜@京都大学文学部東館第九演習室
アクセス:京都大学http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map2r.htm
会場の建物→http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map6r_y.htm
料金:カンパ制

プログラム

1)ビデオ上映
2)テント村メンバーの方のお話
3)質疑応答など

呼びかけ文

 2004年2月、立川自衛隊監視テント村という反戦市民団体のメンバー3人が、警察により逮捕され、事務所・個人住宅6ヶ所の家宅捜索が行われました。その理由は一ヶ月前に自衛隊官舎に、自衛官と家族の人たちにイラク派遣についてともに考えることを呼びかける反戦ビラを配ったことが住居侵入にあたるというものでした。
 この自衛隊の官舎には、商業用のチラシも普段から投函されていましたし、テント村によるビラ入れも長年行われてきたものでした。イラクへと自衛隊が本格的に派兵されようとしている時期に、自衛官とその家族に対して呼びかけるビラであったがゆえの逮捕であることは明白でした。
 この逮捕された3人は、アムネスティ・インターナショナルにより、日本初の「良心の囚人」であると認定され、この事件も多くのメディアにより取り上げられ、社会的な支援の輪が広がりました。逮捕された3人はその後起訴されましたが、裁判では無事無罪が勝ち取られました。この判決では、ビラ入れは、市民的権利であると明確に述べたものでしたが、検察はこの判決を不服として、現在控訴審が行われようとしています。また、この事件を前後してイラク戦争開始後の一年間、東京を中心に反戦デモの参加者約10人、ほかにもビラまきなどにより逮捕されるという事件が相次ぎました。今回は、弾圧をうけた当事者とその支援を行ってきた方々をお招きして、この間のテント村の活動を聞いたり、質疑応答などを行うことで、交流の場を持ちたいと思います。
 ビラ入れを始めとする、様々な市民的権利の行使を犯罪化しようとしているこの社会を象徴するこの弾圧の意味を考え、そしてあらためて市民的自由、市民的権利の意味と戦争へとひた走るこの社会の状況を問い直したいと思います。

主催:反戦反政府行動
問い合わせ連絡先:hanseifu@mail.goo.ne.jp
ウェブサイト:http://antigovernment.hp.infoseek.co.jp

(参考)立川・反戦ビラ弾圧救援会http://www4.ocn.ne.jp/~tentmura/