靖国企画事後学習会

先日、菱木正晴さんと8.15靖国被弾圧者の方をお招きして企画を行なった、「<靖国>を問う連続企画実行委員会」がアプレ企画を行ないますので、案内します。成

事後学習会
12月4日(日)18時から
京都大学文学部東館第九演習室にて

企画の感想や、これからについて話したり、語らったりするそうです。当日参加されなかった方でもいけるはずです。連絡先はyasukuni-renzokukikaku@hotmail.co.jp
先日の企画内容はとても充実したものでした。菱木さんによる先日の大阪高裁判決の意義確認は、今後の反靖国運動にとってふまえるべき前提を示していたと思います。顕彰と追悼の分節可能性について今後私たちは議論を深めていくことが課題化されたと思います。判決をうけての台湾原告から日本原告へむけての連帯アピールはとても感動的なものでした。また、被弾圧者の方からの当日ビデオを交えた報告は、反靖国の運動が現状で直面せざるを得ない国家暴力と民間右翼の暴力を浮き彫りにするものであり、このこと自体にも靖国天皇制の現在の問題性が鋭くあらわれていました。被弾圧の経験を共有していくことの重要性を打ち出した主催者に敬意を表します。私もあらためて自分の個人的な系譜からも先の戦争を捉え直し、かつ広い連帯の道を模索しようと決意を新たにした次第です。