銃をとるまえに投票でも


「政府がなんらかの形の人民投票によって権力につき、――その投票が欺瞞的なものであろうとなかろうと――少なくとも表面上は、合憲性を保持している場合には、ゲリラ活動を開始することができない。なぜなら平和的闘争の可能性がまだ完全にはなくなっていないからである」
――エルネスト・チェ・ゲバラ『ゲリラ戦争』(五十間忠行訳、1967年、三一新書


有名なブランド店は次々と増え、京都を訪れる観光客は増加しているそうだ。見た目を気にして街路は飾られ、海外の投資家からの評価も高いという。しかし、それでは、果たしてここは長く暮らしたい、あるいは暮らせる町だろうか? みんなにとってではなく、あなたにとって。もしあなたがなんらかの生きにくさを抱えているとしても、それはあなた一人の困難ではない。
 自分一人の問題ではないことを、一人で解決するのはむずかしい。もうだめだ、と思う前にある程度のことはやっておく必要があると私たちは思う。そのうちの一つの方法は投票にいくことだ。
 わたしたちは、なんらかの意味で苦しんでいるひとに呼びかけている。

いくしかない、変えるしかない。
――なんでこんなに節約せなあかんねん。