各地からの連帯アピール!

名古屋!

京都の人々への連帯のメッセージ

KY。
空気を読む、読まない。
その『空気』とはなにか?

私達の周囲に、空気のように偏在する権力を、読み違えよう。
私達が、権力になってしまわないために。

出所のわからない暗黙の同意を疑おう。
権力への傾向は、実は、私たち自身の中にもある。

そのな世の中だから、大切なのはAKY。
空気と言う暴力に、迎合せずに生きよう。

あえて、空気を、読まない人々に、心から賛同の意を表明します。
LOVE&ビンボー春祭りアースデイあいち2008実行委員会

熊本!

くまもとの「よわいもの」から
京都の「よわいもの」たちに賛同のメッセージを送ります。
お互いそれぞれの場所でメーデーを盛り上げましょう!
KYメーデー実行委員会

東京!

メーデーをたくらみ闘う仲間のみなさんに挨拶を送ります。

人間相互の豊かな関わり合いの中で実現されるべき生存は、いまや個人の孤立し
た営為へと切り縮められています。自らの力を、市場で売り買い可能なものへと
変形し、その価格を引き上げることが生存の条件とされているのです。

その結果、女性と若者の半数が非正規雇用に置かれ、一千万人が年収二百万円以
下で生活する一方で、日々、雇用される能力を測られて働く正社員が次々と過労
死、過労自殺へと追い込まれています。また、経営者利得と株主への配当が激増
し、厚い富裕層が形成されることで、あらゆるものが私的所有にさらされ、金も
資源も持たないものは、これまで利用してきた公共の空間や資源からも排除され
て危機を生きなければならなくなっています。

生きることを、際限のない競争の果てに与えられる不安定な褒賞にしてよいは
ずはありません。私たちがこの世に生を受けたのは、何も身を粉にして働き続け
るためではないからです。東京で私たちは「自由と生存のメーデー」を呼び掛け
ています。自由と生存を引き換えにするのではなく、自由も生存も求めるためで
す。生きることはただ働くことではなく、人と出会い、騒ぎ、楽しみ、別れるこ
とのすべてです。この当たり前のことを表現し訴えていきます。

仲間のみなさん。私たちが時に労働者、時に消費者として、あるいは排除される
者として接してきた街を、互いが豊かにかかわり、生きる場所へと取り戻すため
に、「よこせ」という正当な声を各地からあげていきましょう。

自立への孤立ではなく、連帯の中に自律を求めて。


2008年4月27日
フリーター全般労働組合書記長/自由と生存のメーデー08実行委員 山口素明

広島!

広島実行委員会から皆様へのメッセージです。

札幌・仙台・東京・松本・名古屋・岐阜・京都・福岡・熊本の独立系メーデーの皆様

本日はまことにおめでとうございます。

世の中、強い人の声は政治にもよく届きます。

強い人は放っておいても強くなります。

だのに発言力は強い人が大きい。

これではどんどん格差が広がるばかりです。

弱い立場の人が声を出す場が必要です。

皆様が各地でそのような場を作られていることに心から敬意を表しますとともに、ともにがんばることを誓います。

生存のためのメーデーin広島2008実行委員会(社会市民連合事務局長)・さとうしゅういち

長野!

各地でメーデーに立ち上がった仲間たちへ
 松本で「立ち上がれない者たちのメーデー2008 来年こそ立ち上がるために!」を企画している「立ち上がれない者たち」です。各地で今日のメーデーに立ち上がった皆様に、深い敬意と、厚い連帯と、僅かなジェラシーのアピールを送ります。
 多くの仲間たちが不安定な生を強いられる皆さんの町に対して、私たちの暮らす松本という小さな町は、不安定な生が認められない世界と言えます。それは、我々の求めるような形で全員に生存が保障されていることでは断じてなく、流動的な労働力へのニーズが比較的少なく、ネットカフェもほとんど無いこの町が、不安定な状態の者を生かしておかない町であることを意味します。
 もしかしたら、この会場にも、松本市で生活を立てていくことができず、「都会」へ引っ越していった松本の友人がいらっしゃるかもしれません。
 ようやく、日中は暖かくなってきた町で、「立ち上がれない者たちのメーデー」は、伏線を張ります。来年こそ立ち上がるために。いつか立ち上がるために。
 立ち上がれないもどかしさの地平から、今ただちに立ち上がれないことが、未来永劫立ち上がらないことの確約ではないことを高らかに宣言し、歩道を往く人と秘密を共有しよう。
 各地で立ち上がったメーデーと、その背後にあって生まれ出ることのなかった無数のメーデーの企図に、連帯して。