反戦生活夏のアピール

2009年8月24日と25日、反戦生活は夏のアピールをおこないました。

24日は草津駅前で、25日は山科駅前でそれぞれ一時間ほどですがビラをまきました。総選挙直前、戦争をこれ以上させるわけにはいかないと思っています。「格差」や「貧困」といった現実をどう乗り越えるのか?というときに、その答えは決して戦争ではないと思うからです。だから私たちは、生活の問題と反戦の問題は一緒に訴えています。

ビラの文章は以下です。


悪いことばっかりしやがって。もう戦争させないぞ。

■私たちは戦争に反対しています!
2008年、57年ぶりの衆院再可決によって再開された自衛隊の米軍への給油は、アフガニスタンイラクで続いているアメリカの攻撃に加担している。「テロ」に対する恐怖が叫ばれている。その恐怖をあおって日本各地に配備されているミサイル防衛システムと、沖縄に建設されようとしている米軍基地は、北東アジア地域の軍拡競争を激化させている。アフガニスタンイラクで多くの民間人が殺されてきたが、いまだに平和は訪れていない。さらに着々と自衛隊は海外派兵されてきた。現在は、海賊対策の名目でソマリア沖に自衛隊が派兵されている。私たちに必要なのはアメリカの戦争協力と海外派兵ではなく、平和のための自衛隊の撤退だ。

■暮らしはいかがですか?
私たちは平和を求める。それは戦闘機や軍艦を、数えられないくらいゼロのつく金額で購入して「日本を守る」じゃなくて、私たちの暮らしを守ることだ。軍事費の裏側では、障害者自立支援法が成立し、生活保護母子加算は廃止され、社会保障費削減の方針のもとに生活が切り崩されてきた。定額給付金が出たり、これから子どもへの援助は増えるらしいが、それだけじゃ足りない。今すぐ戦争参加をやめて、暮らしと福祉に税金を使うべきだ。生活不安は軍事力では解決できない。

■私たちは声をあげる。私たちは武力による平和は嘘だとはっきり言う。私たちは、社会的弱者をいじめることによってではなく、ともに権利を要求しあうことで生きのびよう。

戦争反対!
自衛隊は撤退を!
軍備と軍事費の廃止を!
米軍基地はいらない!
生活と福祉に税金をまわせ!

反戦と生活のための表現解放行動

夕日のなかの草津駅と、そして反戦生活ビラ。


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