自衛隊情報保全隊による民衆運動監視の恐ろしい実態

今日、うまれてはじめて『しんぶん赤旗』を買った。自衛隊情報保全隊関係のニュースが読みたかったからだ。まぁ全文が以下のウェブサイトでもアップされているんだけど。紙面の方が慣れていて楽なので。
自衛隊による違憲・違法の国民監視活動を告発する」
http://www.jcp.or.jp/tokusyu-07/19-jieitai/index.html
これによると、京都でも「STOPイラク派兵!京都」が監視されていたことがわかる。そう、僕たち反戦生活も合流していた広枠の実行委員会だ。まったく許しがたい!
ウェブサイトのほうには今回あきらかにされた資料がA,B合計160ページくらいのpdfファイルとしてアップしてある。いい仕事だ!共産党ではないが、実際この役割は憲兵のそれだ。軍隊をとりしまる警察=憲兵は、実際には、社会の軍事化のなかで民衆の思想弾圧にきわめて大きな役割を果たした。資料Aではマスコミによる取材の記録などもおさめられている。マスコミも怒るべきだ。また、資料Bではイスラム系団体も視野にいれて、この恐ろしい「公安」活動がおこなわれていたことがわかる。ぜひ目を通しておいてください/

追加の報道をみると、どうも政権はバッくれようとしているようだ。
朝日ニュース「自衛隊の写真撮影、「差し支えない」
http://www.asahi.com/politics/update/0607/TKY200706070209.html?ref=rss

マスコミはよくて、自衛隊はダメだという法律の根拠はない、と久間がのたまっている。現在でも良心的なマスコミ労働者ならば、事前に写真撮影の可否を確認しているし、もし仮に現場レベルで確認をとっていなくても、確認をとる方が良い、というのは常識レベルであろう。実態を知らない愚かな発言であり、根本的に肖像権を無視した発言だ。

国会での議論は、まだ部分的にマスコミで報道されているだけだが、以下のサイトにて近々みることができる。
参議院会議録情報 http://www.sangiin.go.jp/japanese/frameset/fset_b07_01.htm

情報保全隊の法的なバックボーンについては以下のアドレス参照。
その任務として「情報保全隊は、陸上幕僚監部陸上幕僚長の監督を受ける部隊及び機関並びに別に定めるところにより支援する施設等機関等の情報保全業務のために必要な資料及び情報の収集整理及び配布を行うことを任務とする」とある。これが?
http://jda-clearing.jda.go.jp/kunrei_data/f_fd/2002/fx20030324_00007_000.html